迷路より

自分でエライ年月　かけて

こさえてしまった

行き止まりも　うねうねした道も

逃げたり　誤魔化したりした

あたしのものだ

壁を触っても

ここから空を見ても

まちがいなく　あたしのものだ

全部　あたしが　作りましたから

 

ここから　出口が　みつかるかしら

いつかは　出口が　みつかるかしら

 

べつに　ひとり　かなしくなってる

わけじゃないよ

 

愛したひとも

愛している人も

結果的には　傷つけあっちゃったかなみたいに

なったみたいな　人も

無駄なことなど　ひとつもない

それだけは　間違ってないと…　思うの

 

泣いた事も　笑った事も

詰まってるんだ

だから　あたしなんだ

 

でも

 

ここは　本当に迷路なんだ

 

うそぶいて　誤魔化している間とか

まっすぐ前とか　向いているつもりとか

 

そんな間に

つくりあげました

 

わりと　最近気がついて

ここから出て行きたくて

ぐるぐる　してます

 

それもそれ

だけど

ときどき　涙も出なくなります

 

それでも　出口に行きたいです

入口も分からなかったけど

次の景色を　見たいんです

コート

僕は　君のぬくもりは　
忘れてなかったハズのに

君自体を　忘れました
大崎のレストランに

「こちらに　お掛けしときます」
そのまま

よいっぱりの僕は　君を忘れ
そのまま　眠ってしまった

翌朝　チェックアウト
さて　出かけるぞと
君を探したが
どこにも　居ないことに
今更　気がついた
それは　遅くて

暖かくて　チャーミングな君を
レストランに　置き去りにしていたんだ

ごめんな

レストランは　開店してなくて
僕のフライトは　早くて

着払いで　帰ってきた　君を
僕は抱きしめた

いつ会えるかな?

久しぶりに　なかなか君に会えない
忙しい　忙しい
お互いに　お互いに
そうよ　そうよ
仕方ない　仕方ない

って、　誰に　言ってる・・・あたし

いつもは　キョーミない
君のサイト

たまたま　たまたま
本日更新

コレ・・・　あたしのコトだね
あたししか知らないことが書いてあり

面と向かっては　照れるのかしら
聞いたことない　コトまで　書いてあり

あたし　パワーチャージOK
単純だけど

コレを見たことを言うべきか否かで
君に会うまで
考えることにするわ
そうやって　過ごすことにするわ

いつ会えるかしら?
知らんふりでメール送ることにするわ

迷盲のとき

突然に　巨大迷路　降ってきた

「誰が作ったの?」
あたし　問いかけ

迷路は愛想なく答える
「今までの　お前だ」

ゴールまでの道のりは　おろか
どのくらいの迷路なのか分らないのよ

逃げたいと　潔いを勘違いするな
ズルをして　カッコつけても
何一つ　解決はしない

迷うと時には　迷え
迷い狂え　その時に

進みだしたら　後返りはなしだよ

道が全然見えなくなっても
何に迷っているか　分らなくなっても
目をそらさないで　受け止めろ

今　逃げても
何からも　逃げられてないのよ

まごころを君に

君は　笑顔の裏にナイフ
あたしが向き合う

あ　

真心だけとりのぞいてます

手には　あたしにくれようとしているチョコレート
君は　君は　やさしい

そして　誰よりも　むごい

蝶よ花よと歌ってくれたね
嬉しかった
楽しかった
ただ　酔いしれていられたら
よかったな

君は　
その前も　
その時も　
その後も
ずっと　刺すことだけを考えてたでしょ

そして　君はそれに気がついていない

君はナイフを握り締めたまま
夢見てる子供

八方美人の　あたしは
見捨てることが　何故かできない

今日も　誘われて
会いに来てしまった

真心だけを　取り除いた
あたしを　どうぞ