朱楽…と言う人の詩集 ブログです。
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通り過ぎるつもりが
あなたの姿を避けられない
宴の裏で
手を合わせて
瞳絡ませ
堕ちていく ふたり
仕切りの中では
陽気な宴が
ざわめきに
紛れて
密かな宴
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3月9日に他の誰でもなく
君の歌う『3月9日』を聴く
この偶然を運命とする事にして
深く胸に耳に刻み込む
ありがとう
だからあたしも君の何かになりたくなった
君があたしの何かであるよに
恋人も
失恋も
金欠も
メタボも
仕事の憂鬱も
すべて蹴散らす
甘い誘惑
外はまだ寒い空港行きのバス
あたしの他には
運転手だけ
エアコン効き過ぎ
眠くなる
夢を見る
闇を抜けて
空を飛んで
会いに行くぜい